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EVENT REPORT

2015年10月17日-18日「ミラノ万博にて、「世界農業遺産」PR」

場所:ミラノ万博会場 日本館イベントスペース
主催:石川県

ミラノ万博の日本館にて石川県の世界農業遺産をPRする一環として、映画『一献の系譜』の本編から再編集を施し、「自然と人間と日本酒の関わり」について世界の方々へ向けPRしました。日本酒が本来、日本の農地と密接な関係にあること、人間を超えたものへの敬意の念と共に飲まれ続けてきたものであること、そして能登半島にはその心を受け継ぐ神事も根強く遺され大事にされていることをお伝えしました。

プレゼンの合間には、能登杜氏発祥の地であり能登半島最古の酒蔵である宗玄酒造様による振る舞い酒と、徳力社長によるお酒の紹介もなされました。場内は立ち見の大盛況で、身を乗り出して聞き入ってくださる方も見受けられました。参加者の50-60代くらいの女性は、「とても楽しかったわ!」とお声がけ下さり、また観客席からジェスチャーで「とても美味しい!」と伝えてくるご夫妻もいらっしゃいました。「食」という言語を超えた世界ツールは、その国の思想を伝え、近しくなる世界平和への大いなる鍵であることを実感しました。そして、それは自分の世界から一歩外に出て初めて実感することであり、外と内の両方を考えるのではなく、感じることの大事さを改めて学ぶ機会となりました。

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