第7弾「人と出逢う旅 日本海の恵みと共に」
日程:2016年3月5日(土)~6日(日)
参加者:16名
映画『一献の系譜』の中で「未来へ向かって二人三脚」という章に登場いただいている輪島の蔵元「白藤酒造店」さんにて蔵見学。
師匠である坂口幸夫杜氏が教えてくれたことや、"全壊"認定となった「能登半島地震」のことにも及び、更に、今後目指すことも伺うことができました。映画撮影から3年の付き合いだからこその会話をツアー参加者と共有することができました。
昼食は穴水に新たに誕生した炭火バーベキューで鮮魚をいただけるお店「渚ガーデン」にて、この時期が旬の牡蠣を中心に能登の海の恵みを堪能。また同じ敷地に併設する「渚水産」次期社長に地元漁師さんたちとのかかわりについてもお話を伺いました。
食事終わりには、奥能登の観光名所である見附島を見て、夕食は「能登・和DINING SHO-TATSU」にて豊富な能登の食材をいただきました。ゲストで駆けつけてくださったのは、なんと、「能登杜氏四天王」の一人である農口尚彦杜氏!!ツアー参加者には農口杜氏のファンもいらして、感涙の一幕も。石川県庁の次長様や、宿泊先の「のとじ荘」オーナーも懇親会に駆けつけて下さり、賑やかな夜となりました。
翌日は、「のとじ荘」オーナーの計らいで、特別に「デカ曳山」の見学もさせていただき、その大きさと文化を遺そうとされる地元の方の気持ちに一同感激。
本ツアーのガイド元でもある「道の駅すずなり」にて、名産品を購入。
能登半島の地形を現すものの一つである「真脇遺跡縄文館」にて、遺跡を見ながら各々、古代へ想いを馳せます。
昼食は、能登町の蕎麦屋「夢一輪館」へ!本ツアー特別メニューを振舞っていただきました。ここで石井監督を囲む地元の会「かほりと醸す能登ネット」が発足したことも発表され、メンバーとなる10名もの地元の方が集まり、石井監督企画のツアーの参加者さんたちと心の交流を生み出しました。
腹ごしらえの後は、能登町の宇出津にある酒蔵「数馬酒造」見学へ移動!現社長就任後、徐々に変化しつつある老舗酒蔵の方針を伺い、地元の農家さんとの取り組みや、学生を交えた取り組みなどを紹介。
今回も単なる観光地巡りではなく、能登で暮らす方々との出会いを生み出せたと思います。しかも、かなり大勢のゲストが参加くださり、能登半島という地をより深く感じていただける機会となったかと思います。