呑みトモプロジェクト

映画『一献の系譜』公式サイト

能登ツアーに行きたい

TOUR REPORT

第3弾「能登の夏!日本の夏をまるごと体験 酒蔵と祭りと古民家ツアー」

トークイベント「能登杜氏と語る お酒を醸すということ」
日程:2014年8月23日
参加者:ツアー10名、イベント20名

今までのツアーと異なり、現地集合の一日オプショナルツアーとして、また映画の撮影終了を記念したイベントを同時に開催。参加者は、首都圏以外にも 大阪、千葉、東京、石川県内と、日本酒や能登の夏をテーマに各地から集まりました。

数馬酒造さんにて蔵見学させていただき、お酒の歴史や、海外展開など能登の日本酒の広がりについて説明を受けました。また酒米を地元産にこだわることについてなどの質問も飛び交いました。

昼食は古民家の「合鹿庵」にて、「重要無形民族文化財 あえのこと」の再現の様子を見ながら、酒造りにも縁深い能登の米と田の神信仰について学びました。

続いて、「ござれ祭り」会場へ。柳田食産さんよりキリコの説明や太鼓の実演をしていただき、その迫力に魅了。更にのとブルーベリー農園を見学。
石川県県民の森にて、トークイベント「能登杜氏と語る お酒を醸すということ」へ移動。進行役に石井かほり監督、ゲストに能登杜氏組合組合長中倉恒政氏、家修氏をお迎えし、「酒造りと人」について語らう機会となりました。映画「一 献の系譜」で撮影した映像や写真の一部も披露され、撮影秘話など長期にわたる能登杜氏を追ったドキュメンタリーの見どころにも通じる話ができました。

イベント終了後は、杜氏さんと石井監督と参加者との交流会も開催。交流会では、穴水町から地元の海鮮珍味を渚水産様より、穴水町商店街の吉村様による朝採れシソのおつまみなどお酒に合う能登の食を用意。お酒は中倉杜氏(福井弥平商店)と家杜氏(喜多酒造様)、小堀酒造様から「萬歳楽白山氷室」が振る舞われました。杜氏さんと共に味わうお酒は格別で、参加の皆さまにとって大満足のひと時になりました。

ツアー番外編
「健康の森に宿泊した一部の参加者の皆さまと」

にわか祭りの会場となる能登町の鶴野酒造さまを訪問。普段は体験できない、お祭りの「よばれ」の雰囲気をツアー客の方に体験してもらい、酒蔵の女将の家業を継いでいくことの思いなどをお伺いしました。「にわか祭り」見学。深夜まで続くお祭りの雰囲気に、美味しいお酒とともに酔いしれ能登満喫の一日となりました。

8月24日もツアー希望者は、来迎寺さんで座禅に似た真言宗の瞑想法の「阿字観」を体験し、定置網漁の原型と呼ばれる「ぼら待ち櫓」を観光しました。
呼吸を大切にする阿字観について、住職より説明を受けてから実際にみなさんにも体験し里山寺で静かなひと時を過ごしました。参加者の声:「みんなの声が揃う瞬間がととても心地よく、心が洗われる感じがしました」など。

日本最古の伝統漁法ボラ待ちやぐらを体験。船で渡り、実際にやぐらの上に登りました。海辺ではピザやカニ汁が振る舞われ、地元の子供たちの太鼓の音が響きます。

  • 前の記事へ
  • 戻る
  • 次の記事へ

このページの上部へ戻る